ドローンにまつわる事件をご紹介する【ドローン事件簿】シリーズ!
今回の事件はこちらです。
事件の内容は下記です。
福岡空港(福岡市)の敷地内で小型無人機ドローンの電源を入れ、発信した電波で航空機の離着陸を妨げたとして、福岡県警は1日、威力業務妨害容疑で会社役員の50代男性を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、書類送検容疑は令和3年6月25日、福岡空港の駐車場に止めた乗用車内でドローンの電波を発信し、空港運営会社「福岡国際空港」に安全確認のため航空機の離着陸を一時停止させたとしている。
同社によると、電波を空港側が感知。3便が数分遅延した。
ドローン規制法などは空港敷地内でのドローンの飛行を禁じている。男性は実際には飛ばしていなかったため、適用の対象外だった。
▼何が問題だったのか?
今回の事件では、空港でドローンを飛ばしてはいないのですが、空港でドローンの電源を入れたところ電波が発信されてしまい、それを空港側が察知し、安全確認のため飛行機の離着陸を一時停止させたという経緯になります。
空港周りでドローンが飛行禁止であることは前回の【ドローン事件簿#2】で確認しました
【ドローン事件簿#2】羽田空港付近の海上でドローン目撃情報 一時離着陸できなくなるトラブル
空港でドローンの電源を入れること自体が違法行為ではないのですが、ドローンの発信する電波を管制塔が感知し、空の安全を確保する結果、飛行機の遅延や滑走路を閉鎖する事態を起こすことが想定されます。そうなると結果的に遅延といった損害をもたらし、今回の事件のように威力業務妨害で立件される恐れがあります。
こういった事件を避けるためにも、空港ではむやみにドローンを持ち込んだり、電源を入れるようなことは控えた方が身のためです。どうしても電源を入れるようなことがある際には、空港管制や、空港警備員、空港保安部の了承を得ることが最善でしょう。
こういった事件を受け、福岡空港ではドローンにまつわるお知らせを出しています。
福岡空港:ドローンを空港周辺で飛行させる行為は法律で禁止されています。
(福岡空港HPより)
また、意外とドローン×空港周りの事件が多いことから、大きな事故を未然に防ぐため、国交省主導で空港にドローンを検知するシステムを導入し、空港の機能確保を図っています。
こういった経緯からも、不用意に空港敷地内、周辺で電源を入れることは控えるという認識を持っておく事が必要です!
▼ドローンの知識や法律を体系的に学ぶならどうしたらいい?
今回はドローンの電源をいれただけなのに、こんな大事になるの?という事件を紹介しました。このようにドローンにまつわる多くの事件が「知らなかった」だけの場合が多いです。ドローンは実は航空法・道路交通法・電波法などたくさんの法律が絡んでおり、特に外で飛ばす際にはこれら知識を知ったうえで安全に飛行させることが求められます。
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