
ベネズエラのにはどんな服装でドローン撮影に行ったらいいかな?

着回しが良いのがおすすめだね
- ベネズエラは地域ごとに気候が大きく異なるため、目的地に応じて服装を変えることが重要
- 治安や衛生の観点から、肌の露出やブランドロゴ入りの服は避け、目立たない色合いの機能的な服装を心がける
- 都市部ではアウトドア用品を購入できる店舗があるが、ジャングルや内陸部では事前準備が必須
※本記事は、2025年6月時点の情報を参考に作成しています。
ベネズエラの気候の概要

年間平均気温 | 約24〜28℃(地域差あり:高地では20℃以下、低地では30℃以上に達することも) |
平均湿度 | 約75〜85%(特に沿岸部・熱帯雨林地域で高め) |
主な気候帯(ケッペン) | 熱帯サバナ気候(Aw)、一部高地は温帯海洋性気候(Cfb) |
雨季の時期 | 5月〜11月(特に6〜9月が降水量ピーク) |
季節区分 | 明確な四季はなく、「乾季(12〜4月)」と「雨季(5〜11月)」の二季制 |
気象庁・災害対策機関の有無 | 気象機関INAMEHは存在するが、日本のような全国規模の災害対策組織は整備されていない |
ベネズエラは赤道近くに位置するため、 年間を通して高温多湿な気候が特徴です。
日本のような四季はなく、乾季と雨季の二季に分かれています。沿岸部では熱帯性、アンデス山脈周辺では温帯性の気候が見られ、標高によって気温や湿度が大きく異なります。

ドローン飛行にはこうした地域特性を踏まえた服装準備が不可欠だね
ベネズエラでのドローン飛行、服装にも注意が必要な理由

熱帯から高山帯まで―地域によって異なる気候帯
ベネズエラは広大な国土を持ち、カリブ海沿岸の熱帯低地からアンデス山脈の高地まで、 場所によってまったく異なる気候が広がっています。
たとえば、カラカスのような高地都市では涼しく過ごしやすい一方、マラカイボ周辺では蒸し暑さと蚊の多さが問題になるなど、行き先に応じて調整する柔軟性が求められます。
日差し・蚊・突発的なスコール対策がカギ
ベネズエラでは 熱帯特有の強い直射日光、突発的なスコール、そして蚊や虫との戦いが日常です。
ドローン操作に集中している間に日焼けや虫刺されのリスクがあるため、肌を覆える薄手の長袖や虫除け処理済みの衣類が重宝されます。
現地で目立ちすぎない服装が安全面でも有効
現地では、 観光客や高価な装備を持った人は犯罪の標的になりやすい傾向があります。
明るい色やブランドロゴが目立つ服装は避け、現地の人々になじむ地味な色味(アースカラーなど)を意識した装いが安全面でも有効です。
また、ドローンの機材も露出せず、リュックなどに収納するのが基本です。
紫外線は日本の約1.5倍!
ベネズエラの紫外線指数は高く、特に標高のある地域では 紫外線量が日本の1.5倍以上に達する場合もあります。
日焼けによる体力消耗や皮膚ダメージを防ぐには、UVカット機能付きの長袖シャツやサングラス、帽子などが効果的。衣類だけでなく肌にも日焼け止めを塗っておくことが推奨されます。
雨季(5〜11月)のドローン撮影は服装の備えが命
ベネズエラの雨季は5月から11月まで続き、特に午後には 局地的なスコールが頻繁に発生するため、撮影機材の保護はもちろん、自分自身の濡れ対策も不可欠です。
速乾性のある衣類や、濡れても体温を奪われにくい素材を選ぶことで、急な雨でも快適に飛行が続けられます。
標高と気温の関係―重ね着戦略が基本
アンデス地域や標高1,500m以上の場所では、 昼間は暖かくても朝晩は10℃を下回るため、軽装+防寒の服装が有効です。
脱ぎ着しやすい薄手のダウンやフリースを携行し、気温の変化に応じて調整できる服装を心がけましょう。

南米特有の気候に注意が必要!
ベネズエラの地域別おすすめの服装一覧と現地調達できるお店
ベネズエラでドローンを飛行させる際は、気候や地形に応じた服装選びが重要です。
ここでは 地域ごとのおすすめ服装一覧に加え、出発前に日本で準備が間に合わなかった方や現地で買い足したい方の参考になるよう、 各都市の代表的な販売店をピックアップしています。
地域名 | 望ましい服装 |
---|---|
カラカス (首都圏・標高900m前後) | 長袖シャツ+ロングパンツ、軽いカーディガンまたはウインドブレーカー、帽子、サングラス |
マラカイボ湖周辺 (熱帯低地・蒸し暑い地域) | 薄手の通気性・速乾性のある長袖シャツ+ロングパンツ、 防虫スプレー、帽子、水分補給用具、滑りにくい靴 |
メリダ・アンデス高地 (標高1500〜2500m) | 薄手ダウンや防風フリースの重ね着、防寒対策、長袖、紫外線対策の帽子・サングラス |
オリノコ川流域 (熱帯雨林・アマゾン型森林地帯) | 防虫加工の長袖・長ズボン、レインポンチョや撥水ジャケット、防水性のある靴 |
カラカスでは日中は半袖でも過ごせますが、朝晩はウインドブレーカーが重宝し、マラカイボ周辺では防虫と通気性が必須、メリダでは重ね着が基本。
また、オリノコやカナイマでは湿度・虫・雨すべてに備えた装備が求められます。目的地ごとに1日では回れないことも多いため、滞在型での撮影に備えて服装を日数分用意しておくと安心です。
カラカス / Centro San Ignacio

首都カラカスの高級商業施設「Centro San Ignacio」内には、アウトドア系スポーツ用品店やファッションショップが複数入っています。
Centro San Ignacioでは、UVカットキャップや通気性のよい長袖シャツ、軽量ウインドブレーカー、アウトドア向けサングラスなどが入手可能です。
街歩きにも適した控えめなデザインの商品が多く、都市部でのドローン撮影準備にぴったり。 旅行者にも安心の英語対応店舗もあります。
住所 | Santa Teresa de Jesús, Av. Blandín, Caracas 1060, Miranda, Venezuela |
営業時間 | 日~木曜日 8:00〜21:00 / 金、土曜日 8:00~21:00(年中無休) |
電話番号 | +582122633953 |
公式サイト | https://centrosanignacio.com |
マラカイボ湖周辺 / Sambil Maracaibo

マラカイボ市内の大規模ショッピングモール「Sambil Maracaibo」には、スポーツ・アウトドア用品店が複数あり、ドローン飛行時に適した軽量ウェアや防虫スプレー、帽子、サングラスなどが揃います。
蒸し暑く虫の多い気候に対応した、通気性と機能性を兼ねた衣類のラインナップが充実。熱中症や紫外線対策に加えて、歩きやすい滑りにくいトレッキングシューズなども取り扱われており、都市部での準備としては申し分ありません。
住所 | Avenida Guajira, Zona Industrial Norte, Maracaibo 4001, Zulia, Venezuela |
営業時間 | 月~土曜日 10:00〜21:00 / 日曜日 12:00~20:00(年中無休) |
電話番号 | +582612001900 |
公式サイト | https://www.sambilmaracaibo.com/ |
メリダ / Peregrino Gear

アンデス地方の玄関口・メリダには、登山やトレッキング向けの専門店「Peregrino Gear」があります。
標高1500mを超えるエリアでの防寒対策や高地対応の軽量ウェア、紫外線カットアイテムなどを現地で入手でき、ダウンジャケットやレイヤード仕様のアウトドアウェア、UV対応の手袋やネックウォーマーなど、寒暖差に備えたアイテムが揃います。
ローカル色が強く、 本格派向けのラインナップが特徴です。
住所 | Calle 16, Mérida 5101, Mérida, Venezuela |
営業時間 | 月~金曜日 8:00〜18:00 / 土曜日 9:00~15:00 / 日曜日定休日 |
電話番号 | +584126328385 |
https://www.instagram.com/peregrinogear?igshid=NGVhN2U2NjQ0Yg%3D%3D |
オリノコ川流域
オリノコ川流域は、熱帯雨林と河川が広がるベネズエラ内陸部の未開発地域で、 アウトドア用品を扱う店舗はほとんど存在しません。
都市部とは異なり、専門装備を現地で購入するのは非常に困難です。そのため、防虫・防水ウェア、速乾性のある衣類、携帯式レインギアなどは、カラカスやメリダといった都市で事前に準備して持参するのが基本です。
ネット環境が安定していれば、国内オンラインショップからホテルなどへ配送してもらう方法も活用可能です。現地では最低限の日用品程度しか手に入らないと考え、装備は計画的に揃えておきましょう。

できるだけ日本から持参したいところです
ベネズエラでのドローン飛行時に携帯するべきおすすめアイテム
UVカットキャップ or ワイドハット | 日差しと紫外線から頭部を保護 通気性と軽さも重視し、都市部ではキャップ、自然地帯ではつば広ハットが有効 |
吸汗速乾タイプの長袖シャツ | 速乾性と通気性に優れた素材が快適 虫刺され・日焼け対策にもなり、色は目立たないベージュやカーキが適切 |
防虫・防水仕様のロングパンツ | 防虫加工と撥水性のある素材で足元を守る 耐久性と動きやすさを兼ね備えたアウトドア向けパンツが理想 |
軽量レインポンチョ or 折りたたみ式ジャケット | 急なスコール対策に 軽量・コンパクトで、防水性があり、機材の上からもかぶれるポンチョや折りたたみジャケット |
日差し、湿度、虫、雨など、ベネズエラの自然環境はドローン飛行時にさまざまな影響を及ぼします。
上記のアイテムは、 過酷な条件でも快適かつ安全に飛行を行うための基本装備です。どれも軽量で持ち運びやすく、現地で急に調達するのが難しいものばかり。
特に初めて南米を訪れる方は、できる限り事前に揃えておくことをおすすめします。

飛行前にしっかり準備しておくことで、現地でのトラブルを未然に抑えることができるね!
ベネズエラで避けるべき服装・NGスタイル集

ポリエステル100%など蒸れやすい素材
ポリエステル製の衣類は速乾性はあるものの、 通気性が悪く熱がこもりやすいため、ベネズエラの高温多湿な気候では不快感が強まります。
特に屋外での長時間活動には不向きで、汗による肌荒れや熱中症のリスクも。コットン混紡やメッシュ系素材を選ぶのがベターです。
肌の露出が多い服装(ショートパンツ・タンクトップなど)
蒸し暑い気候につられて軽装になりがちですが、 肌の露出は蚊による感染症リスクや日焼け、さらに防犯上の問題を引き起こします。
現地の人々も基本的には長袖・長ズボンを着用しているため、観光客特有の露出ファッションは避けた方が無難です。
高級ブランドや大きなロゴ入り服は避ける
治安上の観点から、目立つ服装やブランドロゴ入りのアイテムは避けるべきです。
スリや強盗の標的になりやすく、装備品と一緒に盗難に遭う危険性もあるため、アースカラーやカーキ、ベージュなどのシンプルで地味なデザインを選び、現地の雰囲気になじむことが安全への第一歩です。
装備をむき出しにしない収納術(地味なリュック活用)
ドローンやカメラなどの機材を露出したまま持ち歩くのはリスクが高いため、 収納には地味な色のリュックやバッグを活用しましょう。
高性能な撮影機材やスマートフォンなども、撮影以外の場面では人目につかないようにする工夫が重要です。

防犯対策はしっかりと行っておきましょう
ベネズエラでは服装だけでなく安全対策も忘れずに
ベネズエラでドローンを飛行させる際は、服装だけでなく安全面への配慮も欠かせません。
特に治安面では、夜間や人通りの少ないエリアでの飛行は厳禁です。高価な機材を扱うため、周囲の環境には常に注意を払いましょう。
また、 現地の最新治安情報は外務省や在ベネズエラ日本大使館の公式サイトで確認し、必要であれば現地SIMを利用して緊急時に連絡が取れる状態を整えておくことも重要です。
▼在ベネズエラ日本大使館
住所 | Torre Digitel, Piso 9, Avenida Don Eugenio Mendoza con Esquina Calle Miranda, Urbanización La Castellana, Municipio Chacao, Estado Miranda, Venezuela |
電話番号 | (+58) 212-262 3435 |
メールアドレス | consul@cr.mofa.go.jp |
開館時間 | 月曜日~金曜日(祝祭日、休日を除く) 8:30~12:00、13:00~16:00 |
公式Webサイト | https://www.ve.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
▼参考URL
- INAMEH(Venezuelan National Institute of Meteorology and Hydrology)
- ]World Weather Information Service
- 在ベネズエラ日本国大使館 安全情報ページ
- 外務省海外安全ホームページ(ベネズエラ関連)
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