
ベネズエラって国土が大きいし、たくさんの撮影スポットがありそう!

山や海など、多くの自然に恵まれた国の1つだね
- エンジェルフォールのような壮大で多様な自然を空から体感できる
- スポットごとに気象・地形条件が異なるため下調べが必須
- 自然保護区・国立公園では許可申請が必要な場合が多い
※本記事は、2025年6月時点の情報を参考に作成しています。
エンジェルフォール|世界一の落差を誇る天空の滝

エンジェルフォール(Salto Ángel)は、ベネズエラ南部・カナイマ国立公園内に位置する、 世界でもっとも高い滝(落差979m)です。アウヤンテプイと呼ばれる巨大なテーブルマウンテンから流れ落ちるその姿はまさに圧巻で、ドローンでしか捉えられないスケール感を提供してくれます。
この地域は先住民族・ペモン族の聖地でもあり、自然への畏敬の念が深く息づいており、エンジェルフォールの名は、アメリカ人探検家ジミー・エンジェルに由来しています。
撮影に適した時期・時間帯・気象条件
おすすめの季節 | 6月〜11月(雨季:滝の水量が豊富) |
おすすめの時間帯 | 朝7:00〜9:00 または 夕方16:30〜18:00 |
備考 | 早朝は雲が少なく、午後は日差しが滝に当たり虹が出ることも |
ドローン撮影の注意点
- 国立公園内のため、INPARQUES(自然公園管理機関)への事前許可申請が必要
- 通信遮断エリアが多いためRTH機能の慎重な設定が必要
- 天候が急変する山岳地帯のため、飛行時間は慎重に判断
エンジェルフォールまでの行き方
住所 | Parque Nacional Canaima, Bolívar, Venezuela |
最寄りの都市 | シウダ・ボリーバル、またはカラカス(経由) |
アクセス方法 | カラカスまたはプエルト・オルダスから小型機でカナイマ村へ(定期便あり)→ そこからボート+徒歩で滝展望地へ |
公的機関 | INPARQUES(ベネズエラ国立公園管理局) |
備考 | 航空便・ボートの運行は天候に左右されやすく、ツアー利用が基本 |
ロライマ山|神秘のテーブルマウンテン、空撮でしか見られない世界

ロライマ山(Monte Roraima)は、ベネズエラ・ブラジル・ガイアナの国境にまたがるギアナ高地の中で有名なテーブルマウンテンです。標高は約2,810m、頂上は平坦で、しばしば雲海に包まれる神秘的な姿は 地球最後の秘境とも称されます。
先住民の神話では、神々の住む地、とされ19世紀に探検家が報告して以来、世界中の登山家や映像制作者を魅了してきました。ドローン撮影では、テプイ(卓上山)の断崖、雲、頂上の独特な風景が唯一無二の映像美を生み出します。
撮影に適した時期・時間帯・気象条件
おすすめの季節 | 12月〜4月(乾季で天候が安定) |
おすすめの時間帯 | 朝6:30〜9:00 または 夕方16:00〜17:30 |
備考 | 雲の動きが早いため、チャンスは短く集中力が鍵。朝が特に狙い目 |
ドローン撮影の注意点
- 山頂や登山ルートは自然保護区のため、INPARQUESへの申請が必要
- 通信が途絶えやすいため、RTH(自動帰還)機能を活用した慎重な運用が求められる
- 上空は突風や濃霧に覆われることがあるため、天候判断が最優先
ロライマ山までの行き方
住所 | Monte Roraima, Parque Nacional Canaima, Bolívar, Venezuela |
最寄りの都市 | サンタ・エレナ・デ・ウアイレン(Santa Elena de Uairén) |
アクセス方法 | カラカスから国内線でシウダ・ボリーバルへ → 車でサンタ・エレナへ(約12時間) → 徒歩またはツアーで登山口まで移動 |
公的機関 | INPARQUES(ベネズエラ国立公園管理局) |
備考 | 登山・撮影にはツアーガイド必須 日数がかかるため事前計画を丁寧に立てる必要あり |
メダノス・デ・コロ|風がつくる動く絶景、黄金の砂丘地帯

ベネズエラ北西部の都市コロ近郊に広がるメダノス・デ・コロ国立公園は、 巨大な砂丘(メダノス)が海岸線に沿って広がる幻想的な場所です。高さ30mにも及ぶ砂丘が風によって日々形を変え、まるで自然が描く抽象画のような風景を見せてくれます。
かつてはスペイン植民地時代の玄関口として栄えた歴史を持ち、世界遺産にも登録された旧市街コロと併せて観光価値が高い地域です。
撮影に適した時期・時間帯・気象条件
おすすめの季節 | 通年(乾燥地域のため、気候安定) |
おすすめの時間帯 | 朝7:00〜9:00 または 夕方17:00〜18:30 |
備考 | 朝夕の低い光が砂の陰影を強調し、立体的な映像が撮れる |
ドローン撮影の注意点
- 風速が高くなりやすく、突風に備えた飛行計画が必要
- 公園内の観光客に配慮し、高度と距離を確保
- 高温でバッテリー消耗が早くなる可能性あり
メダノス・デ・コロまでの行き方
住所 | Parque Nacional Médanos de Coro, Falcón, Venezuela |
最寄りの都市 | コロ(Coro) |
アクセス方法 | マラカイボまたはカラカスからバスまたは車で約5〜6時間 |
公的機関 | INPARQUES(ベネズエラ国立公園管理局) |
備考 | コロ旧市街とのセット観光がおすすめ 日中は非常に暑いため注意 |
ロス・ロケス諸島|宝石のように輝くカリブの楽園

ロス・ロケスはカラカス沖に浮かぶ約300の小島・環礁からなる群島で、 透明度抜群の海と白い砂浜が広がるカリブの隠れた楽園です。ドローンで撮影すれば、サンゴ礁の配置や水のグラデーションが上空からはっきりと確認でき、まさに映像映えするスポットです。
また、ロス・ロケス諸島は自然保護区に指定されており、ダイビングやエコツーリズムの人気地としても知られています。
撮影に適した時期・時間帯・気象条件
おすすめの季節 | 12月〜4月(乾季) |
おすすめの時間帯 | 午前8:00〜10:00、午後16:00前後 |
備考 | 正午付近は光が強すぎて白飛びしやすいので注意 |
ドローン撮影の注意点
- 保護区内のため、INPARQUESまたはロス・ロケス公園管理事務所への許可確認が必要
- 無人島が多く、通信ロスト対策を徹底(RTH機能)
- 離発着ポイントは安定した平地や船上を選定
ロス・ロケスまでの行き方
住所 | Archipiélago Los Roques, Venezuela |
最寄りの都市 | カラカス |
アクセス方法 | カラカス空港からロス・ロケス空港(Gran Roque)まで小型機で約45分 |
公的機関 | INPARQUES(ベネズエラ国立公園管理局) |
備考 | 宿泊や交通は事前予約必須 ドローン飛行に関しても現地宿での事前確認が安心 |
マラカイボ湖|雷が舞う湖、幻想の光景を空から

南米において、湖の面積が大きいマラカイボ湖は、カタトゥンボ川の流れ込み付近で発生する カタトゥンボの雷光(Relámpago del Catatumbo)で有名です。年間200日以上、夜空に稲妻が走る現象は世界的にも珍しく、自然のエネルギーを感じさせる絶景として知られています。
湖の周囲には漁村や湿地帯が点在し、ドローンによる空撮では雷、湖、そして人々の生活風景が交差する印象的な映像を狙うことができます。
撮影に適した時期・時間帯・気象条件
おすすめの季節 | 5月〜10月(雷が多く発生する時期) |
おすすめの時間帯 | 夜間(20:00〜深夜)※長時間露光映像向け |
備考 | 通常の空撮に加え、稲妻撮影には高感度カメラ搭載機体が必要 |
ドローン撮影の注意点
- 夜間飛行となるため、飛行ルール・事前申請が必須
- 湖岸部は風が強まるため、安定性の高い機体が望ましい
- 近隣住民の理解と配慮を忘れずに
マラカイボ湖までの行き方
住所 | Lago de Maracaibo, Zulia, Venezuela |
最寄りの都市 | マラカイボ |
アクセス方法 | 国内線でマラカイボ空港へ→車で湖岸まで移動 |
公的機関 | Gobernación del Estado Zulia(スリア州政府) |
備考 | 夜間撮影はツアーやガイド同伴がおすすめ、安全第一で行動 |
まとめ
ベネズエラには、 世界一の滝や雷が踊る湖、幻想的な砂丘、エメラルドの海、そして神秘の山まで、空撮だからこそ体感できる絶景が詰まっています。
自然のスケール感と多様性は撮影者の創造力を刺激してくれますが、気候や地形、法律面での配慮も必要不可欠です。
安全第一で、ベネズエラの絶景を空から満喫してください。
▼参考URL
INPARQUES(ベネズエラ国立公園管理局)
Ministerio del Poder Popular para el Turismo(観光省)
INAC – Instituto Nacional de Aeronáutica Civil(民間航空庁)
Gobernación del Estado Zulia
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