
ネパールはどんな映像が撮れるのかな?

エベレストや仏教関連の施設が多いね
- カトマンズ盆地やポカラは空港から近く、公共交通や車で移動可能で、高地スポットはトレッキングが必要な場合もあります。
- 観光地は宿泊施設や飲食店が充実しており、国立公園や高山エリアでは最低限の設備のみの場合が多いため事前準備が重要です。
- 乾季(10月〜4月)が最適で、晴天率が高く、ヒマラヤ山脈や湖の景観が鮮明に撮影できます。
※本記事は、2025年8月時点の情報を参考に作成しています。
カトマンズ盆地

カトマンズ盆地は、ネパールの首都カトマンズと周辺の古都パタン、バクタプルを含む広大な地域で、ユネスコ世界遺産に登録されています。
中世ネワール王朝の宮殿や精巧な木彫りの寺院が数多く残り、都市部でありながらも歴史的景観と生活の息遣いが共存しているのが特徴です。盆地の中央には寺院群や広場が点在し、ヒマラヤの山々を遠くに望むこともできます。
また、乾季の澄んだ空気の日には、建物の細部までくっきりと映えるドローン映像が期待できるでしょう。
ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件
最適な時期 | 10月〜12月(乾季で空気が澄んでいる) |
推奨時間帯 | 早朝または夕方 |
気象条件 | 雨が少なく、朝夕は柔らかな光が差す |
特徴的な景観 | 寺院群と広場、背後に見えるヒマラヤ山脈 |

乾季は空気の透明度が高く、陰影の美しい映像が狙えます
ドローン撮影の注意点
- 主要な寺院や広場の上空は低高度での飛行に制限あり
- 人混みを避け、安全距離を確保
- 政府・自治体による事前許可が必要な場合あり
- 宗教儀式や祭礼の最中は飛行禁止
- 私有地上空を飛ばす場合は所有者の許可を取得
アクセス方法
最寄り空港 | トリブバン国際空港(カトマンズ) |
空港からの移動 | 車で約20〜30分 |
市内交通 | タクシー、レンタカー、公共バス |
近隣都市からの移動 | ポカラから国内線で約25分、またはバスで約6〜8時間 |
管理団体
名称 | Department of Archaeology, Government of Nepal |
住所 | Ramshahpath, Kathmandu, Nepal |
電話番号 | +977-1-4250686 / info@doa.gov.np |
公式Webサイト | https://www.irci.jp/rdb/item/3565 |
ポカラとフェワ湖

ポカラはネパール西部に位置する観光都市で、アンナプルナ連峰やマチャプチャレ(魚の尾の意)といった名峰を間近に望むことで知られています。
市の中心に広がるフェワ湖は、湖面に映る山々の姿が美しく、穏やかな雰囲気の中でリゾート感と自然の雄大さを同時に味わえます。湖畔にはカフェや宿泊施設が並び、朝靄や夕暮れ時には幻想的な風景が広がります。
ドローンでの空撮では、ポカラとフェワ湖と山のコントラストを活かしたダイナミックな構図が可能です。
ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件
最適な時期 | 10月〜4月(乾季で視界が良好) |
推奨時間帯 | 早朝または夕方 |
気象条件 | 晴天時は山々がくっきりと見える |
特徴的な景観 | 湖面に映るアンナプルナ連峰と周囲の緑豊かな丘陵 |

特に11月〜12月は空気が澄み、雪山の輪郭がシャープに映し出されます
ドローン撮影の注意点
- 湖上空での長時間のホバリングはバッテリー管理を徹底する
- ボートや観光客の近くでの低高度飛行は避ける
- 周辺の寺院や宗教施設上空は飛行禁止
- 市街地に近いエリアは飛行許可を事前取得
- 強風時は湖面での飛行を控える
アクセス方法
最寄り空港 | ポカラ国際空港 |
空港からの移動 | 車で約10〜15分 |
カトマンズからの移動 | 国内線で約25分、またはバスで約6〜8時間 |
市内交通 | タクシー、レンタサイクル、ボート |
管理団体
名称 | Pokhara Metropolitan City Office |
住所 | Gandaki Province, Nepal |
電話番号 | +977-61-571105 / +977-61-571104 / info@pokharamun.gov.np |
公式Webサイト | https://pokharamun.gov.np/ |
アンナプルナ・ベースキャンプ(ABC)

アンナプルナ・ベースキャンプは標高4,130m、壮大な山々に囲まれた氷河地帯の中心に位置します。
ここはトレッキングの最終目的地として世界中から登山者が訪れ、周囲を取り囲む8,000m級の山々が圧倒的なスケール感を演出します。また、晴れた朝に山肌が黄金色に染まる瞬間は、写真や動画では表しきれない迫力があります。
ドローン空撮では、尾根から谷、そして氷河へと続く地形の流れを一度に収めることが可能で、視覚的にも非常に豊かな素材が得られます。
ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件
最適な時期 | 3月〜5月、10月〜11月 |
推奨時間帯 | 早朝(山がクリアに見える) |
気象条件 | 乾燥した晴天、風速が弱い日 |
特徴的な景観 | 360度の山岳パノラマ、氷河、谷間の雲海 |

高山地帯は天候の急変が多く、午後になると雲がかかりやすい傾向があるため、撮影は午前中に集中させると良いでしょう
ドローン撮影の注意点
- 高高度によるバッテリー消耗が早いため、予備を多めに準備しておく
- 登山客やテントエリアの真上は飛行を避ける
- 強風が吹きやすく、安定飛行には高度な操作が必要
- 国立公園エリアのため事前許可が必須
- 氷河や雪渓上空ではGPS信号が乱れる場合がある
アクセス方法
最寄り都市 | ポカラ |
アプローチ | ポカラからジープでナヤプルまたはキムチェまで移動後、徒歩トレッキング |
トレッキング日数 | 通常5〜7日間(往復) |
必要許可 | TIMSカード、アンナプルナ保護区入域許可証(ACAP) |
管理団体
名称 | Department of National Parks and Wildlife Conservation |
住所 | PO Box : 860, Kathmandu, Nepal |
電話番号 | 01-5320912, 01-5320850 / info@dnpwc.gov.np |
公式Webサイト | https://dnpwc.gov.np/en/conservation-area-detail/68/ |
エベレスト・ビュー・ホテル周辺

エベレスト・ビュー・ホテルは標高約3,880mに位置し、その名の通り世界最高峰エベレストを望むことができる場所です。
ネパールのクンブ地方にあり、登山者やトレッカーの休憩地としても有名です。ホテルのテラスや周囲の丘陵地帯からは、ローツェやアマ・ダブラムなどの名峰も一望できるため、観光と撮影を兼ねた滞在にも向いています。
晴れた日の朝は山肌が赤く染まり、幻想的な景色が広がるでしょう。
ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件
最適な時期 | 10月〜11月、3月〜4月 |
推奨時間帯 | 早朝(朝焼けが美しい) |
気象条件 | 乾季の快晴、無風に近い状態 |
特徴的な景観 | エベレストを中心とした高山パノラマ、雪化粧した尾根 |

午後は雲が発生しやすいため、午前中の撮影が理想的でしょう
ドローン撮影の注意点
- 高山のためバッテリー消耗が早い
- 登山者や観光客の安全を最優先
- 国立公園区域内であるため飛行許可が必要
- 強風や突風が発生しやすい
- 低温による機体性能低下に注意
アクセス方法
最寄り空港 | ルクラ空港 |
ルクラからの移動 | 徒歩で約2日(トレッキング) |
他都市からのアクセス | カトマンズからルクラまで小型機で約30分 |
必要許可 | サガルマータ国立公園入域許可証 |
管理団体
名称 | Sagarmatha National Park |
住所 | Namche Bazaar, Solukhumbu, Nepal |
電話番号 | +977-38-540114 |
公式Webサイト | https://www.snp.gov.np/ |
チトワン国立公園

チトワン国立公園はネパール南部のタライ平原に位置し、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
サイやトラ、ゾウなど多様な野生動物が生息しており、自然保護の拠点としても重要な場所です。公園内にはラプティ川や広大な草原、湿地帯が広がり、季節や時間帯によってまったく異なる表情を見せます。
また、早朝の川辺は霧が立ちこめるため幻想的な風景を空から捉えることができ、動植物の豊かさを背景にした映像は自然ドキュメンタリーのような仕上がりになるはでしょう。
ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件
最適な時期 | 10月〜3月(乾季で動物観察にも適する) |
推奨時間帯 | 早朝または夕方 |
気象条件 | 晴天、風が弱く視界がクリアな日 |
特徴的な景観 | 川沿いの湿地、広大な草原、野生動物の群れ |

乾季は川や湿地が見渡しやすくなり、雨季は緑が濃くなるものの、増水で一部立ち入りが制限されることもあるでしょう
ドローン撮影の注意点
- 野生動物への接近や追跡は厳禁
- 公園内での飛行は必ず管理事務所の許可を取得
- 騒音で動物を驚かせないよう低ノイズ機体の使用が望ましい
- 強風時や突然のスコールに備えた準備が必要
- GPS信号が不安定なエリアではマニュアル操作に切り替えられる技量を確保
アクセス方法
最寄り空港 | バラトプル空港 |
空港からの移動 | 車で約30〜40分 |
カトマンズからの移動 | 車で約5〜6時間 |
公園入口 | ソウラハまたはメガウリから入園可能 |
管理団体
名称 | Chitwan National Park Office |
住所 | Kasara, Chitwan, Nepal |
電話番号 | +977-056-411024 +977 9855092260 / info@chitwannationalpark.gov.np |
公式Webサイト | https://chitwannationalpark.gov.np/ |
まとめ
ネパールは、歴史的建造物と雄大な自然が調和するドローン撮影の宝庫です。
カトマンズ盆地では古都の街並みとヒマラヤ遠景を、ポカラとフェワ湖では湖面に映る名峰を、アンナプルナ・ベースキャンプでは360度の山岳パノラマを楽しめます。また、エベレスト・ビュー・ホテル周辺からは世界最高峰を間近に、チトワン国立公園では多様な野生動物と広大な平原を空から収められるでしょう。
乾季の快晴時を狙えば、鮮明で迫力ある映像が撮影できるはずです。
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