インドでしか撮れないドローン空撮体験|タージマハルや聖地ハンピをドローンで巡る旅

インドのおすすめドローン撮影スポットのサムネ
おしんちゃん

インドは宗教的な建物が多そうだね!

とっくり

独特な映像が撮れるおすすめスポットを紹介するよ

インドのおすすめドローン撮影スポットについて
  • 歴史的遺跡や自然景観が多く、石造建築・水上生活・塩原など多彩な構図が撮影できます。
  • 都市部以外は比較的アクセスしやすく、観光ルート上にあるため空撮旅行に組み込みやすいです。
  • 主要観光地ではドローン規制が厳しい場所も多く、飛行前に許可確認や遠景構図の工夫が求められます。

※本記事は、2025年8月時点の情報を参考に作成しています。

タージ・マハル周辺(ウッタル・プラデーシュ州)

タージ・マハル周辺の画像

インド北部ウッタル・プラデーシュ州にあるタージ・マハルは、17世紀にムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが最愛の妃ムムターズ・マハルのために建てた霊廟です。

白大理石で造られた荘厳な姿は、世界遺産としても知られ、「愛の象徴」として世界中の人々を魅了してきました。

ただし現在、タージ・マハル敷地内や直上空でのドローン飛行は禁止されており、撮影を行う場合はヤムナー川対岸や周辺の農村地帯からの遠景ショットが一般的です。

朝焼けや夕暮れに川越しに撮影されたタージ・マハルは、幻想的な静けさをたたえており、絵画のような映像美を追求するには理想的なポイントと言えるでしょう。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季で空気が澄んでいる)
撮影に最適な時間帯早朝または夕方(逆光を避け、柔らかい光が入る)
降水量が少ない時期11月〜4月(モンスーンの影響が少ない)
視界が良い時期12月〜1月を除く(早朝の霧が濃くなりやすいため)
とっくり

冬季は早朝に濃霧が発生する可能性があり、視界不良のため飛行を見合わせたほうが良い場面もあります

ドローン撮影の注意点

  • タージ・マハル正面や敷地内、近接上空での飛行は禁止
  • アーグラ市内は軍施設も多いため、空域制限区域を事前に確認する
  • 撮影許可が必要な場所があるため、事前に地方警察やASI(Archaeological Survey of India)へ確認を取るのが望ましい
  • 飛行高度は周囲の建物や樹木を考慮し、慎重な設定が求められる

アクセス方法

最寄り空港アーグラ空港(国内線中心)/デリー国際空港から陸路約3〜4時間
最寄り駅アーグラ・カント駅(Agra Cantt)
市内移動オートリキシャやタクシーを利用、ヤムナー川対岸へは車移動が便利

管理団体情

管理団体名Archaeological Survey of India, Agra Circle
住所22, Mall Road, Agra Cantt, Agra – 282001, Uttar Pradesh, India
連絡先+91-562-2227261
公式サイトhttps://asi.nic.in/

ジャイプールのアンベール城とピンクシティ(ラージャスターン州)

ジャイプールのアンベール城とピンクシティの画像

ラージャスターン州の州都ジャイプールは、「ピンクシティ」の愛称で知られる美しい都市です。

旧市街の建物がピンク色に統一されていることが由来で、街全体が華やかな色彩に包まれています。特に旧王宮「シティ・パレス」や「ハワー・マハル(風の宮殿)」など、装飾美に優れた建築が立ち並び、街そのものが芸術作品のようです。

一方、市街地から北へ少し離れた丘の上にそびえるのが、アンベール城。16世紀に建てられ、要塞は砂岩と大理石で構成されており、重厚な外観と山の稜線に沿った造形が印象的です。

日の出や夕焼けの時間帯には、城壁が金色に染まり、空撮に独特のコントラストをもたらしてくれるでしょう。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン10月〜3月(乾季で気温が穏やか)
撮影に最適な時間帯午前7時〜9時、午後4時〜6時が望ましい
降水量が少ない時期10月〜6月(モンスーンの影響が少ない)
視界が良い時期年間を通して比較的良好(PM濃度は高めの時期あり)
とっくり

夏は40℃を超えることがあるため、体調管理と機体過熱に注意が必要です

ドローン撮影の注意点

  • アンベール城敷地内は飛行禁止区域に指定
  • 城を上空から撮影する場合は周辺丘陵地帯からの遠距離飛行に限定される
  • ピンクシティ旧市街は人口密集地であり飛行不適とされている
  • ジャイプール空港からの距離が近く、空域制限がかかる区域がある
  • 撮影前にRajasthan州警察または地方自治体の許可を得ることが推奨される
  • 観光ピーク時間(昼〜午後)は飛行を避ける

アクセス方法

最寄り空港ジャイプール国際空港
最寄り駅ジャイプール駅(Jaipur Junction)
市内移動オートリキシャ/レンタカーが便利(旧市街〜城まで約30分)

管理団体情報

管理団体名Department of Archaeology and Museums, Rajasthan
住所Government Central Museum, Ram Niwas Bagh, Jaipur, Rajasthan 302004, India
連絡先+91-141-282-2862
公式サイトhttps://artandculture.rajasthan.gov.in/
※2025年8月時点、公式サイトの一部ページは正常に表示されない可能性があります。

ケーララ州アレッピーのバックウォーター

ケーララ州アレッピーのバックウォーターの画像

ケーララ州のアレッピー(現地名:アラップーザ)は、「東洋のヴェニス」とも呼ばれる水上都市です。無数の水路が町を巡り、住民たちは船で通学・通勤するなど、水とともに暮らしています。

この地域のバックウォーター(内水面)は、入り組んだ運河、椰子の木が並ぶ岸辺、緑の田園風景などが織りなす独特の景観が魅力です。観光用の「ハウスボート」も有名で、運河をゆっくり進む船の上から人々の暮らしや自然のリズムを感じ取ることができます。

上空から見下ろせば、水の流れと人々の営みが交差する風景が広がり、他の地域では見られない詩的な映像を切り取ることができるでしょう。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季、湿度が低く快適)
撮影に最適な時間帯午前8時〜10時、午後4時〜6時が狙い目
降水量が少ない時期11月〜3月(モンスーン終了後)
視界が良い時期12月〜2月(空気が澄んでおり、晴天率も高め)
とっくり

6〜9月はモンスーンの影響で豪雨が続くため、飛行には不向きです

ドローン撮影の注意点

  • 水路上での飛行は墜落リスクが高く、慎重な操作が必要
  • ハウスボート上からの離着陸は制御困難なため避ける
  • 地元住民の生活区域上空での飛行はトラブルの原因になりやすい
  • アレッピー中心部は人口密集地のため飛行に不適
  • 空撮にはケーララ州政府の事前許可が求められる場合がある
  • 周囲に多数の木々や電線があるため飛行経路の事前確認は必須

アクセス方法

最寄り空港コーチン国際空港(アレッピーまで車で約1時間半)
最寄り駅アラップーザ駅(Alappuzha)
市内移動トゥクトゥク/ボート/レンタカーが主な移動手段

管理団体情報

管理団体名Kerala Tourism Development Corporation Limited
住所Mascot Square, Thiruvananthapuram, Kerala 695033
連絡先+914712721243
公式サイトhttps://www.ktdc.com/

ハンピの遺跡群(カルナータカ州)

ハンピの遺跡群の画像

南インド・カルナータカ州に位置するハンピは、かつて南インドで栄華を誇っていたヒンドゥー王国「ヴィジャヤナガル帝国」の首都として繁栄した場所です。

現在はユネスコ世界遺産に登録されており、広大な敷地に点在する寺院や宮殿、市場跡、彫刻群などが、悠久の歴史を静かに物語っています。

特に象が引く車輪の形を模した「ヴィッタラ寺院の石の戦車」や、バザール跡に続く並木道、周囲を囲む奇岩群などは、空から見ることでスケール感と地形の面白さが際立つでしょう。

日中の強い日差しと影のコントラストも、撮影にドラマチックな演出を加えてくれるに違いありません。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季、気温も比較的穏やか)
撮影に最適な時間帯午前7時〜9時、午後4時〜6時が光の変化を捉えやすい
降水量が少ない時期10月〜3月(乾季、視界良好)
視界が良い時期冬期は特にクリア(大気汚染も少なく抜け感が出やすい)
とっくり

日中は気温が35℃近くまで上がることもあるため、機材の温度管理が重要です

ドローン撮影の注意点

  • 世界遺産エリア内は無許可のドローン飛行が禁じられている
  • 飛行を希望する場合はArchaeological Survey of India(ASI)からの事前許可が必要
  • 遺跡に近接する飛行や、寺院の真上を飛ばすことは厳しく制限されている
  • 一部地域ではドローンの持ち込み自体が制限されるケースもある
  • 周辺地域の農村部では比較的自由に遠景撮影が可能なポイントが存在する
  • 訪問者が多い時間帯は群衆上空の飛行を避ける

アクセス方法

最寄り空港ハンピには空港がなく、最寄りはホスペット空港(Hampiから車で40分)
最寄り駅ホスペット・ジャンクション(Hospet Junction)
市内移動リキシャ/バイクレンタルが主流。遺跡エリアまでは車でアクセス可能

管理団体情報

管理団体名ASI Hampi Circle(ハンピ管理事務所)
住所Archaeological Survey of India, Hampi Circle Kamalapur, Bellary District, Karnataka 583221, India
連絡先+91-8394-241574
公式サイトhttps://asi.nic.in/

カッチ湿地帯(ホワイトラン|グジャラート州)

カッチ湿地帯の画像

インド西部・グジャラート州に広がるカッチ湿地帯は、モンスーン期には広大な干潟となり、乾季になると乾いた草地や塩原が姿を現す独特の地形です。

カッチ湿地帯では、芝のような草が広がる大地でインドノウサギやインパラ、野生のロバ、鳥類など多様な野生動物が生息しており、草を食んだり群れで移動したりする自然な姿を空からとらえることができるでしょう。

特に「ワイルドアス・サンクチュアリ(Wild Ass Sanctuary)」周辺は、生態系を保護しながら観察できる貴重な地域であり、地上からは見えにくい野生の営みをドローンで静かに切り取ることが可能です。

また、地域一帯は乾季になると塩の結晶で真っ白に覆われる「ホワイトラン(白い砂漠)」が現れ、光の加減で青白く輝く幻想的な景観が遠くに望めることもあります。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季、涼しく過ごしやすい)
撮影に最適な時間帯午前8時〜10時、午後4時〜5時半(動物の活動が活発な時間帯)
降水量が少ない時期10月〜5月(乾燥地帯のため雨季以外は撮影向き)
視界が良い時期冬季(空気が澄み、塩原の反射が美しく見える)
とっくり

※塩分濃度の高い地表は反射率が高いため、NDフィルターの使用も検討しましょう

ドローン撮影の注意点

  • ワイルドアス・サンクチュアリ内では保護区域上空の飛行が制限されている
  • 動物の真上を飛ぶ行為は騒音によるストレスを与えるため禁止対象とされやすい
  • 保護官や現地レンジャーによる巡回確認が行われており、事前の飛行相談が推奨される
  • 無許可での飛行は罰金や機材没収の対象になる可能性がある
  • 乾燥した塩原は風が強くなりやすく、突風による機体流失に注意
  • 一部エリアではGPSが不安定になることがあるため補助センサーの併用が望ましい

アクセス方法

最寄り空港ブージ空港(Bhuj)から車で約1〜2時間
最寄り駅ブージ駅(Bhuj Junction)
現地移動タクシーまたは許可付きツアー車両が主な移動手段

管理団体情報

管理団体名Gujarat Forest Department(Wildlife Division)
住所Forest Department, Aranya Bhavan, Near, Kishan Cir, Sector 10A, Gandhinagar, Gujarat 382010, India
連絡先02652-425136(バドーダラー支部)
公式サイトhttp://www.gujaratforest.org/

まとめ

                         https://youtu.be/cbw6Q2vZnRU?si=DjGAs-fn9S3A8QLd

インドには、壮大な歴史遺産や自然の風景、人々の暮らしが織りなす独特の空間が広がっています。タージ・マハルの神秘的な遠景、色彩豊かなアンベール城、水上生活のアレッピー、古代都市ハンピ、そして野生動物と塩原が共存するカッチ湿地帯。どのスポットも、空からしか捉えられない表情を持っています。規制やルールを守りながら、安全で心を動かす映像作品をぜひ記録してみてください。


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