
カメルーンでは、どんな風景を空撮できるのかな?

火山やマングローブなど、日本ではあまり撮影できないものが撮れるね
- 撮影スポットまでは、都市部から公共交通や車で移動できる場所が多く、道路状況によっては現地ガイドの同行が望ましいです。
- 主に撮影できるのは、滝が海に注ぐ風景、火山やクレーター湖の壮大な地形、そして熱帯雨林やマングローブといった自然景観です。
- ドローン規制は、国立公園や保護区では事前の許可が必要で、市街地や人の多い場所での飛行は禁止される場合があります。
クリビ(Kribi)

クリビはカメルーン南部に位置する人気のビーチリゾートで、現地では「小さな楽園」と呼ばれることもあり、現地住民は漁業や観光業で生計を立てています。
特に有名なのが「ローブの滝」で、アフリカでも珍しく大西洋に直接流れ落ちる滝として観光客に親しまれています。
ドローンを使えば、白砂のビーチと碧い海、その間に流れ込む滝のダイナミックなコントラストを一望でき、漁船や市場の風景も文化的に貴重な映像として残すことができるでしょう。
おすすめドローン撮影条件
撮影時期 | 乾季(11月〜2月頃)が理想的 |
撮影時間 | 早朝または夕暮れ時 |
撮影タイミング | 滝と海の境界が赤や金色に染まる「ゴールデンアワー」 |

乾季は空気が澄んでおり、波の高さも比較的落ち着くため、鮮明な海岸線と滝の流れを捉えやすいです
ドローン撮影時の注意点
- 海風が強くなるため、ドローンの安定飛行に注意する
- 海鳥や漁船との距離を十分に取る
- 観光客や地元住民のプライバシーに配慮する
- 滝の水しぶきによる機体の濡れに注意する
- 国立公園や保護区に近い場合は事前に許可を確認する
問い合わせ先情報
名称 | Communauté Urbaine de KRIBI |
住所 | Hôtel de Ville, sis en face de la Place des, Fêtes, Quartier Massaka, B.P. 45, Kribi, Cameroun |
連絡先 | (+237) 222 46 23 24 / contact@lavilledekribi.cm |
公式サイト | https://lavilledekribi.cm/ |
カメルーン山(Mount Cameroon)

カメルーン山は「チャールズ山」の名でも知られ、西アフリカで標高が高い活火山として地元の人々に畏敬されてきました。
周辺の村では農耕やカカオ栽培が盛んで、山の恵みを暮らしに活かしています。
山麓には豊かな熱帯雨林が広がり、登るにつれて雲霧林や草原地帯へと変化するため、ドローンを使えば高度によって異なる植生のレイヤーを重ねた壮大な映像を収められるでしょう。
火山の稜線と朝霧に包まれる姿は、静謐で幻想的な雰囲気を演出するかもしれません。
おすすめドローン撮影条件
撮影時期 | 乾季(11月〜2月)が登山と撮影に適する |
撮影時間 | 午前9時前後(霧が晴れやすい時間帯) |
撮影タイミング | 山頂付近に光が差し込む瞬間 |

この時間帯は空気が澄み、山全体の輪郭が浮かび上がるため、迫力ある映像が撮影できます
ドローン撮影時の注意点
- 高高度での風の強さに対応できる機体を使用する
- 山頂付近は気温が急変するためバッテリーの持ちに注意する
- 国立公園内の規制がある場合は事前に確認する
- 登山客やガイドの近くでは飛行を控える
- 火山活動の情報を最新のものにしておく
問い合わせ先情報
管理団体名称 | Mount Cameroon National Park |
住所 | Headquarter of the Mount Cameroon National Park, in Buea, opposite Mountain Hotel, just behind the Nigerian Consulate’s residence |
連絡先 | (+237) 2436 54434 / info@mtcameroonnationalpark.org |
公式サイト | https://www.mtcameroonnationalpark.org/ |
ニョス湖(Lake Nyos)

ニョス湖は北西部の山岳地帯にひっそりと広がるクレーター湖です。
透明感のある深い青色が特徴的ですが、1986年に発生したガス災害の記憶が残っており、地域の人々にとっては畏れと神秘が共存する特別な存在とされています。
ドローンを飛ばすことで、火口壁に囲まれた湖の独特な形状や、日の光を受けて刻々と色を変える水面を映し出せるでしょう。
静けさと力強さが同居する姿は、他の場所では得られない映像体験につながるはずです。
おすすめドローン撮影条件
撮影時期 | 乾季(11月〜2月)が理想的 |
撮影時間 | 午後遅めの時間帯 |
撮影タイミング | 日没前に湖面が赤や金に染まる瞬間 |

夕暮れの光は湖の青と混ざり合い、幻想的な色彩を撮影できます
ドローン撮影時の注意点
- 湖周辺は風が不規則に吹くため飛行安定性に注意する
- 水面近くでの飛行はガス噴出の歴史を考慮し、安全を優先する
- 周囲の村落ではプライバシーを守る
- 野生動物や家畜を驚かせないように配慮する
- 観光目的での飛行は現地当局の確認を取る
問い合わせ先情報
管理団体名称 | カメルーン民間航空局(Cameroon Civil Aviation Authority / CCAA) |
住所 | Headquarters: B.P.: 6998 Yaounde – Cameroun |
連絡先 | (237) 222 30 30 90 / contact@ccaa.aero |
公式サイト | https://www.ccaa.aero/index.php/en/ |
コルプ国立公園(Parc National de Korup)

カメルーン南西部に広がるコルプ国立公園は、アフリカの中でも古い熱帯雨林のひとつとされる自然保護区で、樹齢数百年を超える巨木やチンパンジー・クロスリバーゴリラなど希少な動物が息づき、まさに生命の宝庫といえるでしょう。
また、地元の村では伝統的な農耕や狩猟の習慣が今も残り、森とともに暮らす人々の姿を見ることができます。
ドローンを使えば、果てしなく続く緑の樹冠や吊り橋の架かる川、そして霞む山稜が一枚の映像に収まります。
大地の歴史を刻んだ森林を上空から俯瞰すれば、圧倒的なスケールに感動を覚えるはずです。
おすすめドローン撮影条件
撮影時期 | 乾季(12月〜2月)が望ましい |
撮影時間 | 早朝または夕方のやわらかな光 |
撮影タイミング | 霧が森を覆い隠す直前や直後 |

乾季は雨が少なく、機材の安全も確保しやすいため、映像美を存分に引き出せるでしょう
ドローン撮影時の注意点
- 保護区なので必ず撮影許可を取得する
- 野生動物にストレスを与えないよう飛行高度を工夫する
- 湿度が高いため電子機器の防水対策を行う
- 吊り橋や観光客との接触を避けるため距離を保つ
- 強風やスコールが突然発生する可能性を考慮して計画する
問い合わせ先情報
管理団体名称 | Korup National Park Office |
住所 | Korup National Park Office, Mundemba, Southwest Region, Cameroon |
連絡先 | +92 666 888 0000 / support@korupnationalpark.org |
公式サイト | https://korupnationalpark.org/ |
ビンビア(Bimbia)

ビンビアはカメルーンの大西洋沿岸に広がる地域で、歴史的には奴隷貿易の中継地として知られており、いまも地元住民や訪問者に過去を伝える重要な場となっています。
周囲にはマングローブ林や低地の熱帯雨林が残されているため多様な生態系が観察できるほか、ドローン空撮では海岸線から森林地帯まで滑らかに続く景観や、複雑に入り組んだ水路の模様を撮影できます。
文化遺産と自然の双方を一度に記録できる点で、他にはない撮影体験になるでしょう。
おすすめドローン撮影条件
撮影時期 | 乾季(11月〜2月) |
撮影時間 | 午前中(光が柔らかい時間帯) |
撮影タイミング | 干潮時のマングローブと海岸線がはっきり見える瞬間 |

干潮のタイミングは地形の特徴を際立たせ、森林と海のコントラストが映えます
ドローン撮影時の注意点
- 歴史的遺跡の真上での低空飛行は避ける
- マングローブ林では鳥類に配慮して飛行高度を調整する
- 海風が強まる午後は機体制御が難しくなるため注意する
- 地元のガイドと同行し、文化的に不適切な行為を避ける
- 保護区に指定されているエリアは事前に飛行許可を得る
問い合わせ先情報
管理団体名称 | Bimbia Heritage Project |
住所 | Limbe, Cameroon |
連絡先 | (+237) 672 533 970 / info@bimbiaheritageproject.com |
公式サイト | https://bimbiaheritageproject.com/ |
まとめ
カメルーンには、海と滝が共演するクリビ、雄大な火山であるカメルーン山、神秘的な青をたたえるニョス湖、太古の自然を残すコルプ国立公園、そして歴史とマングローブ林が広がるビンビアといった多彩なドローン撮影スポットが存在します。
地域ごとに異なる文化や風土があり、空から眺めることで初めて感じられる景観が数多く残されています。
訪れる際には現地の規制や環境に十分配慮しながら、ドローンの魅力を存分に活かす旅を計画してみてはいかがでしょうか。
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