2022年6月18日(土)に私立品川女子学院の高校生・中学生22名を対象に、「未来の技術に触れてみよう」と称したドローン特別講座を開催しました!
品川女子学院はインストラクターまりまりの母校であり、「後輩たちにも是非ドローンを通して新しい世界に触れ、わくわくする未来を想像してほしい」との想いで持ち込んだ企画でした!(そして、話を持ち込んでから、トントン拍子で講座の実現をしていただける寛大な母校には頭が上がりません笑)
ドローン特別講座は土曜日の午後に2時間半かけて行いました。
座学
座学では、何にもとらわれていない状態での柔軟な頭で様々なアイデアを出してもらおうと、ディスカッションから始めました。ディスカッションでは、
- 今まで人間がやってきたことで、将来別のモノやコトに変わっていくものは何か?
- 変わったものが発展するとどんな社会になるか?
というお題で、グループに分かれてどんな未来が考えられるか思考してもらいました。
各グループは本講座で初めて出会った学年混合のグループにも関わらず、活発に意見が飛び交い、車や電車を使った移動がなくなるのでは?といった意見や、ロボットによる配膳が当たり前の世界など様々な意見が飛び交いました。
頭を一通り使い、意見を出したあとには、やっと本題のドローンについての座学です。
ドローンの基礎知識を交えながら、実際に現在どのような使われ方をしているかの説明をしました。空撮や物流から、はたまた人が乗れるドローンまで、皆さん興味を持って聞いてくれたように思います。
実技
座学でドローンとはどういうものか十分理解してもらったあとに、お待ちかねの実技タイム!
実技は校舎の広い廊下で飛ばし、事前にダウンロードしていただいたアプリを用いたプログラミングドローンと、トイドローンの2種類を用いました。プログラミングドローンの接続不調というトラブルに見舞われながらも、全員が一通りドローンに触れることが出来ました。
トイドローンでは、用意した障害物のパネルの上を超えたり、机の下をくぐったり、想像以上に皆さんの上達が早かったです。上達が早い子の中には、宙返りをマスターする子も!
プログラミングドローンでは、実際に障害物までの距離を測り、その距離をアプリに入力して、障害物を避けるようにプログラムします。距離が足りなかったり行き過ぎたりした場合には、また数値を入力しなおして、ドローンの飛行ルートを構築し、試行錯誤しながらもそれぞれのチームワークで障害物をうまく避けるプログラムが出来ていました。
実技の時間は夢中で飛ばしていたら、あっという間に時間が経ちましたね(笑)実技を終えて、再度教室に戻り、実際に飛ばしてみた感想を簡単に聞き、実際に自分で飛ばすことが出来たという体験がそれぞれにあるように「ドローンの操縦には年齢や性差は関係なく、これからの若い女性達が活躍できる新しい業界である」 という話をしました。一人でも多くの学生がドローンに興味を持っていただけたら本望です!
特別講座を終えて
講座に参加したきっかけでは、以下のような理由が見られ、実際に触れたことがある学生が何人かいた一方で、単語は聞いたことあるけど操作をしたことがない学生ももちろんいました。
・ドローンを操作出来たら楽しそうだしおもしろそうだから
・将来情報系や技術系の分野に進学したいから
・ドローンを昔何台か持っていて興味があったけれど最近は禁止されているところが多く、ルールを把握できておらず、ドローンについて深く知りたいと思ったから
・元々ラジコンや、ロボットなどに興味を持っていて、今回ドローンを操縦出来ると聞いてとても楽しそうだと思ったから
・旅行先で、綺麗な景色をドローンで撮影している方がいて自分も飛ばしてみたいと思ったから
講座を終えてから、ドローンへのイメージが変わったと答えた学生が過半数を占め、具体的には下記のことが挙げられました。ドローンが、ただ空を飛ぶ機械であるということを超えて、可能性やこれからくる未来にワクワクしていただけたようでした。
・性別関係なくできる職業ということ
・きっと人間の未来をもっと便利にしてくれるもの
・未来がとてもある事業だと分かった
・空撮だけでなく人を運ぶことまで出来る、いろいろな可能性をもったもの
・近い未来に世の中で活躍するであろうもの
・ドローンはただ飛ばすだけでなく、さまざまな場面で役に立っている
個人的には、元々のドローンの関心の高さに驚きました!同時に、講座を通じてドローンのイメージをもっと具体化できたこと、さらにドローンを通じた未来をたくさん考えてもらえたこと、そしてドローンを自分で操作することができたという実体験を持てたこと、は今後の受講生のドローンに対する大きな可能性になってくるのではないかと期待しております(笑)
また、いずれ特別講座を企画したいですね!
今回は品川女子学院でした、ありがとうございました!
講義の様子は品川女子学院のHPにも掲載していただいております!
リンク:https://www.shinagawajoshigakuin.jp/blog/21875/