
こんにちは!
おしんドローンスクール東京校 (伊豆大島)、卒業生のけんけんです。
私は伊豆大島で5泊6日の一等無人航空機操縦士 (初学者) コースを受講し、無事に資格を取得しました!
私がドローンの資格を取得しようと思ったきっかけやおしんドローンスクールの魅力をお伝えしていきたいと思います。また、実地試験、机上試験、口述試験で苦戦したことや観光スポット、飲食店にもふれていくのでぜひ最後までお付き合いください!
これからドローンの資格取得を考えている方やドローンスクールに通いたいけれども、なかなか勇気が出ずに一歩を踏み出せない方はこの記事を読んで今後の参考にしてくだされば幸いです。
▼こちらもあわせてどうぞ
「初学者必見!伊豆大島での一等無人航空機操縦士合宿の魅力 【後編】」
受講内容
受講校 | おしんドローンスクール 東京校 (伊豆大島) |
コース | 初学者講習 + 一等経験者 基本・夜間・目視外 |
日数 | 5泊6日 (受講5日+観光1日) |
ドローンの資格取得を目指したきっかけ
私がドローンの資格取得を目指したきっかけは、祖父からのアドバイスです!
祖父から「ドローンは将来性がある。早く資格を取っておくべきだ」とアドバイスをもらい、2024年12月に二等の学科試験に挑戦し合格。
翌年1月には一等の学科試験に合格したので、「せっかく合格したのだから、口頭試験や実地試験を受験し、一等の資格を取得しよう」と
思ったのがきっかけです。
ドローンスクールに行こうと考えたきっかけ
日本海事協会の方で一発試験を受け不合格になってしまい、「このまま独学を続けても合格は難しい」と感じたため、一からしっかりと操作方法を教えてもらえるドローンスクールに通うことを決意しました!

不合格になったときはメンタルを破壊されました(笑)
おしんドローンスクールを選んだ理由
ドローンスクール選びの決め手は、おしんドローンスクールの価格と合宿プランでした。
どのスクールがいいかなとGoogleで探していたところ、「おしんドローンスクール」
のサイトにたどり着きました。数あるスクールの中でも、圧倒的に安かったのが一番の決め手です!
私は学生なので20%オフ、さらに学科試験に合格していたため30,000円も割引になり、
想像以上に費用を抑えられるのが本当にありがたかったです!
また、伊豆大島での合宿形式で観光を兼ねて資格を取得できるというところも
魅力的に感じました!
他のスクールに比べて圧倒的に安い、観光しがてら資格を取得できる
「こんなに最高なスクールは他にはない!」「これは行くしかないな!」
と思いおしんドローンスクールさんを選ばせていただきました!
▼こちらが料金表です!(税込み価格)

【1日目、伊豆大島上陸!】ドローンスクール合宿、いよいよ開幕 編
熱海港→伊豆大島 元町港
1日目は家を朝7:30に出て、熱海港を9:15に出航するジェット船で伊豆大島(元町港)に向かいました。
船内では初めての伊豆大島に行けるといったワクワク感に加えて「無事に合格して帰ってこれるかな」といった不安な気持ちがありました。

ジェット船はとても快適でした。最高時速はなんと80km/h!
全席指定でシートベルトの着用が義務付けられています。
ほとんど揺れないため船酔いしやすい人でも安心して乗ることができます。
運航中は席を立つことが制限されてしまうので予めトイレを済ましておくことをお勧めします。
その他の注意事項↓

9:55に伊豆大島(元町港)に到着。
ジェット船を降りると、都心に比べて涼しいなと感じました。8月の平均気温は26℃だそうです。
初めての場所で「どうやってスクールまで行けばいいんだろう」と不安に思う方がいるかもしれません。
でも大丈夫!スクールの方が迎えに来てくれますので安心して会場に向かうことが出来ます。
ジェット船料金(税込み)2025年11月時点
| 乗船港 | 大人片道 | 小人片道 |
| 東京・竹芝港 | 9310円 | 4660円 |
| 熱海港 | 5910円 | 2960円 |
東京・竹芝港から伊豆大島に行くよりも熱海港からいった方が3320円安いです!
JRで東京駅から熱海駅までの料金は1980円のため電車賃を入れても熱海港からの方が安いです!
東京駅周辺や神奈川県にお住まいの方で交通費を抑えたいよという方は熱海港からをお勧めします。
学生割引やお得なツアーもあります!
学割なら通常料金の20%オフ!もちろんツアーにも割引が適応されるのでとってもお得です。
スクールに到着!
10:30頃におしんドローンスクールさんに到着!
練習場所は、2009年3月31日に廃校になった大島町立波浮小学校の体育館とグラウンドです。
現在、ドローンスクールの他に伊豆大島漁業協同組合さんが加工品を
製造する加工場としても利用されてるみたいです。

Googleマップ引用

Googleストリートビュー引用
ドローンスクールに到着した時点で、すでに4人の講習生がいました。
私を含め、同じ車で来た4人が加わり、合計で8人での講習となりました。
まず最初に講習生8人と講師の方々で自己紹介をしました。
仕事関係で資格を取りに来た方から趣味で取りに来た方など理由は色々でした。
私は18歳なので「これは最年少だろう」と思っていたのですが、なんとさらに若い16歳の方が資格取得に来ていました。
思わず「若っ!!」と声に出てしまいました。
講師の方によると、講習生8人はかなり多いそうで、普段多くても4人程度とのことだったため、とても驚いている様子でした!
一等講習者は、私一人だけでした。
いよいよ練習開始!
皆さんと話して緊張がほぐれたところで、いよいよ練習開始です!
トイドローンという小型のドローンを使って練習しました。機体約8cmととても小さいため風の影響を受けやすく、
ホバリングさせるだけでも一苦労でした💦
ホバリングとは、ヘリコプターやドローンがエンジンの力を使って空中に停止し、一定の場所にとどまることです。
講師の方曰く、「トイドローンを完璧に操れるようになれば、試験用の機体も楽に操縦することができるよ」とのことでした。
ちなみに講習が終了すると貰えます!
こちらがトイドローンです↓

Amazonより引用
飛行前点検・飛行後点検
トイドローン練習後、機体点検の講習に入りました。
以前、日本海事協会の方で試験を受けたことがあったので「楽勝だ!」と思っていたのですが、
いざ質問されると全く答えられませんでした(笑)
機体点検のコツは、試験官に聞こえるようにはっきりと声を出しながら、指をさして確認することです。
細かい所はとにかく暗記しましょう(力技)
昼休憩
午前の講習が終わり、お昼休憩になりました。
講師の方と講習生3人の計4人で、「うどんあさみ」というお店に行きました。
食事をしながら色々な話が出来て、とても楽しい時間でした。
私が頼んだのは冷やしきつねそばで、甘い油揚げがとても美味しかったです!
暑い夏にぴったりです。

二等基本講習
お昼休憩が終わり、少し眠くなってきたところで、二等の基本講習が始まりました。
「一等の試験を受けるのに、なぜ二等の講習まで受ける必要があるの?」
と疑問に思う人がいるかもしれません。
その理由は、一等は二等の上位資格にあたるため、二等で求められる基本的な操作ができないと
通用しないからです。
私は、一等(初学者)コースを受講しているので、まずは二等の操縦を学ぶ必要があります。
経験者コースを受講された方はこの講習を省略できます!
二等(基本)の実地試験内容は、スクエア飛行、八の字飛行、緊急着陸の3つです。
緊急着陸では、ATTIモードを使用します。
ATTIモードとはGPSや障害物検知機能などの位置補正機能を無効にし、
機体が自動で位置を保持せず風などの影響をそのまま受けてしまう状態になる、手動操縦が必須のフライトモードのことです。
スクエア飛行

国土交通省より引用
上の図が実際の飛行コースです。
細かい点は説明するとものすごく長くなってしまうので割愛させていただきます(すみません)。
講師の方曰く、スクエア飛行では「スポーツをやってた人は空間認識能力が高く、機体の位置把握が上手」
とのことでした。
私自身、中学校まで野球をしていたので「これはいけるやろ!」と軽い気持ちで挑戦したところ痛い目に合いました(泣)
C地点からD地点への移動で距離感がつかめず、減点区画の所に何度が入りそうになりました。
やっぱり調子に乗ることはよくないですね!
八の字飛行

国土交通省より引用
上の図が八の字飛行のコースです。スクエア飛行と同様、細かな説明は割愛させていただきます。
八の字飛行は、エルロン(左右)、ラダー(回転・旋回)、エレベーター(前後)を同時入力しながら
操作しないといけないので初心者の方は苦戦するかもしれません。
3つ同時に入力するため指がつります!
私が一番意識したことは、周る方向に合わせてエルロンを入力することです。
右周りの際はエルロンを右に、左周りの際はエルロンを左に入力。
もし入力しすぎた場合は、逆方向に入力し調整してあげるとスムーズに周ることができます。
自分は八の字飛行とかなり相性が良かったためスムーズに操作することが出来ました!
緊急着陸

国土交通省より引用
上の図が緊急着陸のコースです。
スクエア・八の字飛行同様、細かな説明は割愛させていただきます。
緊急着陸は二等の実地試験で唯一、ATTIモードで操作する試験です!
このモードはホバリングするのがかなり難しいため練習が必要です。
トイドローンと似たような感じです。
私はFPVドローンをやっていたことがあったためATTIモードもそれほど苦戦せずに操作することが出来ました!
一番苦戦したのはスクエア飛行でした。
1日目、講習修了!
17:00に講習が終了しました。
長時間ドローンを操縦していると目が疲れますね!
操縦技術が向上したのでとても充実した1日になりました!

ゲストハウス「PUKA PUKA」での素敵な宿泊!
講習がおわり、車でゲストハウス「PUKA PUKA」に送ってもらいました。
宿には、ドローンスクールの校長と大学4年生のお二人、そして私の計4名で宿泊することに!
最初は緊張しましたが、皆さんが色々と話しかけてくれたおかげで、すぐに打ち解けることが出来ました。
感謝です✨

Booking.comより引用

Booking.comより引用
【グルメレポ】最高に美味しいけど、量がヤバい...!合宿の初日にお腹がパンクしかけた話
夕食は、みんなで「にじいろダイ二ング」という洋食屋さんへ!
事前に「量がすごいよ!」とは聞いていましたが、「まさかそんなに...」と
半信半疑でナポリタンを注文しました。
しかし、なんと運ばれてきたナポリタンは想像をはるかに超える量!!
思わず「多すぎだろ!!」と声に出てしまいました。
なんとか完食したものの、お腹がはちきれそうでした。
普通のサイズよりも少なめで注文することをおすすめします...

宿に戻ってからは、皆さんと一緒に「ウミガメのスープ」という推理カードゲームで盛り上がりました!
頭を使うゲームで難しかったですが、とても楽しい時間を過ごせました。
【2日目突入!】一等講習でいきなり大ピンチ!?「ピルエットホバリング」で自信が砕け散った 編
最高の起床と最高の朝食
2日目に突入しました。
午前9:30に出発する予定で私は少し早めの7時に起床。
すっきりと目覚め、とても良い気分でした!
朝食は、ドローンスクールの校長が作ってくださいました。
朝から豪華で、とっても美味しかったです!

ドローンで講師の方が空撮!絶景スポット筆島
9:30に講習場所へ到着!
講師の方がドローンで空撮をするということなので
空撮現場の「筆島」へ行きました。
講師の方が使っていた機体は DJI Mavic3 Proを使っていました。
筆島の名前の由来は、「島の形が筆先に似ているから」だそうです。
面白いですね!
勝手に大きな島を想像していましたが、実際は想像よりもはるかに小さかったです!
筆島と壮大な海食崖、海の組み合わせがとてもダイナミックで感動的でした。

「らぁ麺よりみち」の絶品ラーメンに感動!
空撮を終え、ちょうどお昼時になったので、「らぁ麺よりみち」というラーメン屋さんに向かいました!
このお店は伊豆大島でとても有名らしく、とても混んでいました。
島海苔ラーメンが人気とのことだったため、島海苔ラーメン 貝塩味を頼みました。
あっさりとした優しい味でとても食べやすく、美味しかったです!
並んだ甲斐がありました。
色々な種類のラーメンがあったので今度来た時に是非食べてみたいですね!

一等(基本)講習開始!「ピルエットホバリング」で地獄を見た話
お昼ご飯を食べて元気が出たところで、いよいよ一等 (基本)の講習が始まりました。
一等(基本)の講習では、全ての飛行をATTIモードで行い、屋外での飛行が基本です。
しかし、2日目のは風が非常に強かったため、体育館の中でピルエットホバリングの練習をしました。
ピルエットホバリングとは
GPSなどの位置安定機能をオフにした状態で、
ドローンを空中で1回転(360度回転)させながら、一定の地点で正確に静止させる飛行テクニックのことです。

国土交通省より引用
講師の方曰く「ピルエットホバリングは苦戦する人がほとんど」とおっしゃっていました。
これはヤバいなと感じながらやってみた結果...
「は??なんだこれ??」と思うほどの難しさでした。
360度回転させながらホバリングをし、機体の向きが変わるたびに操縦が左右逆になるため
頭で考えて操作してるようでは、一瞬で減点区画に入ってしまいます。
しかも、位置安定機能のないATTIモードで操作しないといけないので
まさに難しさのフルコンボです (泣)
「本当に合格できるのかな?」と不安な気持ちになりました。
ピルエットホバリングをひたすら練習して、本日の講習は終了しました。
【悲報】ドローン講習後にバスケをしたら、足の皮がベロベロに剥がれた話
ドローンの講習後、大学4年生のお二人にバスケに誘われ、校長さんと私の4人で2対2の試合をすることになりました。
皆さんゴリゴリの体育会系なので体力が異常でした!
チームを変えながら3試合行い、結果はまさかの0勝3敗(泣)
「ん?待てよ?」全敗しているということは、私がいたチームはすべて負けている、「つまり戦犯は私である!!」
出直してきます!!
足の裏が痛いなと思いみてみると、なんと足の皮のほとんどが剥がれているではありませんか?!
1週間ほど痛かったです。
ドローンスクールに来てスポーツをするなんて考えてもいなかったため色んな意味で貴重な体験ができました!
※ 夏休み期間中は学生が多くなることがあるため、普段の講習では行われないスポーツレクリエーション
を特別に開催することがあります!
BBQ!講師さんや講習生との交流が最高だった話
私以外の7人の講習生は二等の2泊3日のコースを受講していたため、明日には帰ってしまいます。
そのため合格祈願を兼ねてBBQが開かれました。
これまであまり話す機会がなかった方々とも、BBQを通じて色々なお話ができたので良かったです。

BBQの後は、講習生や講師の方々とカードゲームで大盛り上がり!
たった2日間ですが、一緒にドローンを操縦し、苦楽を共にしてきました。明日にはお別れとなると寂しいものですね...
貴重な体験をありがとうございました。
※ 通常講習には含まれていないBBQですが、講習生が多い日には特別に開催されることがあります!
次回予告
ピルエットホバリングの難しさに、心が折れかけた私。
果たしてこの絶望を乗り越え、
無事にドローン国家資格を取得できるのか?
次回、いよいよ資格試験に挑戦です!
→ 後編へ続く →
