空撮で巡るミャンマーおすすめドローン撮影スポット|文化・歴史・絶景の魅力

ミャンマーのおすすめドローン撮影スポットのサムネ
おしんちゃん

ミャンマーのドローンスポットを知りたいなぁ

とっくり

数多くの遺跡や宗教施設が撮影できるよ

タイトル
  • バガン遺跡群の壮大な仏塔群、インレー湖の水上生活、黄金のパゴダや高原の遺跡、都市と自然のパノラマなど多様な景観が存在します。
  • 主要スポットは国際空港や国内線空港から車・ボートで移動可能で、都市部からの所要時間は比較的短い場所が多いです。
  • 空気が澄み、晴天が多く、朝夕は柔らかい光で映像が映える11月〜2月がベストシーズンです。

※本記事は、2025年8月時点の情報を参考に作成しています。

バガン遺跡群

バガン遺跡群の画像

バガン遺跡群は、ミャンマー中部マンダレー地方に位置する世界遺産で、9世紀から13世紀にかけて築かれた約3,000基以上の仏塔や寺院が広がっています。

かつてはバガン王朝の首都として繁栄し、交易や仏教文化の中心地として重要な役割を果たしました。乾燥した平原に点在する赤褐色の煉瓦造りのパゴダは、朝日や夕日に照らされると黄金色や橙色に輝き、訪れる者を魅了します。

特にドローン撮影では、仏塔の立ち並ぶ壮大なスケール感と、空と大地の色彩の移り変わりを一度に収められるでしょう。近年は観光保護の観点から一部エリアの立ち入りや飛行規制も強化されていますが、それでも空から眺める景観の価値は変わりません。

ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季で晴天率が高く、空気が澄んでいる)
避けたい時期5月〜9月(雨季で視界が悪くなる日が多い)
推奨時間帯日の出直後〜午前8時、または夕方16時〜18時
気温乾季は15〜30℃前後で比較的快適
風の影響乾季は比較的穏やかだが、午後は風速が上がる日もある
とっくり

早朝は幻想的な雰囲気を撮影でき、日中は日差しが強いためコントラストが強い映像が撮れます

ドローン撮影の注意点

  • 遺跡上空の低空飛行は禁止されているエリアがあるため、事前に最新の規制マップを確認する
  • 観光客や現地の僧侶が多い時間帯を避け、人や宗教行事の妨げにならないよう配慮する
  • 強風や砂埃が機体に悪影響を与えるため、レンズフィルターやプロペラガードの使用が望ましい
  • 商業撮影の場合は事前申請が必要

アクセス方法

最寄り空港ニャウンウー空港(NYU)
空港からの移動車またはタクシーで約15〜20分
主な移動手段自転車、電動スクーター、タクシー
所要時間ヤンゴンから国内線で約1時間半

管理団体

名称Ministry of Religious Affairs and Culture(宗教・文化省)
住所Office 31, Ottarathiri Township, Nay Pyi Taw, Myanmar
連絡先067‑406016 / mora.npw31@gmail.com
公式Webサイトhttps://www.mora.gov.mm/

インレー湖

インレー湖の画像

インレー湖はミャンマー東部シャン州に広がる淡水湖で、標高約880mの高原地帯に位置します。

湖畔にはインダー族をはじめとする少数民族が暮らし、水上集落や水上市場といった独自の生活様式が息づいています。特に、片足で舟を漕ぐ「片足漕ぎ漁法」は世界的にも珍しく、ドローン撮影によって巧みな動きを俯瞰から捉えることができます。

湖面は時間帯によって色彩や雰囲気が大きく変化し、水上に浮かぶパゴダや背後にそびえる山々とのコントラストは、まさに空撮に適した風景でしょう。

ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季で空気が澄み、湖面が穏やか)
避けたい時期6月〜9月(雨季で水位が高く、天候が不安定)
推奨時間帯朝7時〜9時、夕方16時〜17時半
気温乾季は10〜25℃で比較的涼しい
風の影響午後になると風が強まる傾向あり
とっくり

早朝は湖面が鏡のように静まり、漁師のシルエットが美しく映え、夕方は夕焼けと漁船の影が長く伸びることからドラマチックな映像を収めやすいです

ドローン撮影の注意点

  • 水上集落の上空は生活エリアのため、低空飛行を避ける
  • 湖面近くは水鳥が多く、接触リスクを考慮して飛行高度を確保する
  • 市場や行事の日は人の往来が多く、撮影エリアを限定する
  • 湖面の反射光が強い時間帯は、NDフィルターの使用を検討すると良い

アクセス方法

最寄り空港フェッ空港(Heho Airport)
空港からの移動車で約1時間、その後ボートで30分〜1時間
主な移動手段ボート、水上タクシー
所要時間ヤンゴンから国内線で約1時間半+陸路と水路で約1.5時間

管理団体

名称Ministry of Hotels and Tourism(ホテル・観光省)
住所Office No. 33, Nay Pyi Taw, Myanmar
連絡先(+95) 67-3406458 / (+95) 67-3406247 / 1551
公式Webサイトhttps://tourism.gov.mm/

シュエダゴン・パゴダ

シュエダゴン・パゴダの画像

シュエダゴン・パゴダは、ミャンマーの都市ヤンゴンにそびえる高さ約99mの黄金仏塔で、国内でも重要かつ神聖な仏教施設の一つとされています。伝説によれば、仏陀の遺髪8本が納められており、仏塔の歴史は2600年以上に及ぶといわれています。

昼間は強烈な陽光を受けて黄金色が輝き、夜はライトアップされて幻想的な姿を見せるため、時間帯ごとに異なる魅力を持ちます。周囲には小塔や礼拝堂が多数あり、参拝者が祈りを捧げる光景も印象的です。

ドローンでの撮影では、黄金の塔と市街地、さらに遠方の河川を組み合わせることで、ヤンゴンのランドマークとしての存在感を強調できるでしょう。

ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季で快晴が多く、空の青と黄金色のコントラストが映える)
避けたい時期5月〜10月(雨季で曇天や雨が多く、光の条件が安定しない)
推奨時間帯朝7時〜9時、夕方17時〜19時(ライトアップ含む)
気温乾季は20〜32℃程度
風の影響市街地内は比較的弱いが、高高度では風が強まる日もあり
とっくり

ライトアップが始まるタイミングを狙うと、昼と夜の中間の美しい時間帯を撮影できるでしょう

ドローン撮影の注意点

  • 宗教施設上空は厳しい飛行制限があり、許可なく至近距離での撮影はできない
  • 祭日や満月の日は参拝者が集中するため、混雑時は飛行を避けるべき
  • 強い日差しが反射するため、露出オーバーにならないよう設定を工夫する
  • ドローンの騒音が礼拝の妨げにならないよう、飛行高度や位置を十分に配慮する

アクセス方法

最寄り空港ヤンゴン国際空港(RGN)
空港からの移動車またはタクシーで約30分
主な移動手段タクシー、バス
所要時間市中心部から約10〜15分

管理団体

名称Board of Trustees of Shwedagon Pagoda
住所Southeastasianet Technologies, Building 18, Second floor, Room 301-304, MICT Park, Hlaing Township, Yangon, Myanmar
連絡先+95 1 652 280 / +95 1 652 281 / info@shwedagonpagoda.com
公式Webサイトhttps://www.shwedagonpagoda.com/index.php

カックー遺跡

カックー遺跡の画像

カックー遺跡は、ミャンマー東部シャン州にある約2,000基以上のパゴダが密集する仏教遺跡です。高原地帯に位置し、標高は約1,400m。建造年代は明確ではありませんが、16世紀ごろに形成されたとされ、各時代の信仰者によって増築されてきました。

白・金・赤茶色のパゴダが林立する光景は圧巻で、上空から見ると整然と並ぶ塔の配列が幾何学模様のように浮かび上がります。

周囲は農村地帯で、田畑と山並みが遺跡を取り囲むため、ドローン撮影では人工物と自然の対比を一度に収められるでしょう。

ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季で晴天が多く、空気が澄んでいる)
避けたい時期5月〜9月(雨季で足元がぬかるみやすく、視界が悪い日が多い)
推奨時間帯午前8時〜10時、または午後15時〜17時
気温乾季は10〜25℃で過ごしやすい
風の影響午後は高原特有の強風が吹く日もあり
とっくり

朝は塔の陰影がくっきりとわかり、午後は逆光気味になりますが、黄金色の塔が輝くドラマチックな映像が撮れるでしょう

ドローン撮影の注意点

  • 遺跡内部での低空飛行は避け、全体像を広角で収める構図がおすすめ
  • 周辺は観光客が少なく静かなため、ドローンの音が響きやすい点に注意する
  • 高原地帯のため風速が急に変化する場合があり、安定飛行のためのバッテリー管理が重要
  • パゴダの上空は信仰上の理由から接近禁止の場合があるため、現地ガイドや管理者に事前確認をする

アクセス方法

最寄り空港フェッ空港(Heho Airport)
空港からの移動車で約2時間
主な移動手段車、タクシー、ツアーバス
所要時間インレー湖周辺から車で約1時間半

管理団体

カックー遺跡は、国の中央政府ではなく、パオ族地域の自治的な委員会「gawbaka」が管理しています。

gawbakaは、政府機関やNGOと連携しつつ、文化遺産の保護と観光利用の両立を図っています。

公式な連絡先は一般公開されておらず、訪問時は現地ガイドを通じて入場料の支払い・見学手続きを行うのが一般的です。

マンダレー・ヒル

マンダレー・ヒルの画像

マンダレー・ヒルは、マンダレー市の北端に位置する標高約240mの丘で、古くから聖地として信仰を集めてきました。

丘の頂上には黄金の仏塔や色鮮やかなタイル張りの寺院が建ち並び、訪れる人々を迎えます。ここからはマンダレー市街やエーヤワディー川、遠くの山並みまで一望でき、特に夕日が沈む時間帯は多くの旅行者や地元の人々が集まる人気のスポットです。

ドローンを使えば、丘を中心に広がる都市と自然のパノラマを同時に収められ、昼と夕方で異なる雰囲気を撮影できるでしょう。

ドローン撮影に適した時期・時間帯・気象条件

ベストシーズン11月〜2月(乾季で空気が澄み、遠景までクリアに撮影可能)
避けたい時期5月〜9月(雨季で湿度が高く、霞がかかる日が多い)
推奨時間帯午前8時〜10時、夕方16時半〜18時半
気温乾季は18〜32℃前後
風の影響丘の上は風がやや強まる傾向あり
とっくり

午前中は光が東から入り、丘や寺院の色彩がより鮮やかに見え、夕方は西側のエーヤワディー川に沈む夕日を背景に、市街の建物や寺院が赤く染まる景色が広がります

ドローン撮影の注意点

  • 頂上付近は観光客や参拝者が多いため、飛行は人混みを避ける
  • 丘の周囲には鳥が多く生息しているため、飛行高度や進路を慎重に管理する
  • 寺院上空の至近距離飛行は禁止されている場合があるため、現地で最新の規制を確認する
  • 丘の上は風の影響を受けやすく、安定飛行のために予備バッテリーの用意が望ましい

アクセス方法

最寄り空港マンダレー国際空港(MDL)
空港からの移動車で約1時間
主な移動手段タクシー、バイクタクシー
所要時間マンダレー市中心部から車で約15分

管理団体

名称Mandalay City Development Committee(MCDC)
住所X3JX+P5G, 27th St, Mandalay, Myanmar
連絡先cio@mcdc.gov.mm
公式Webサイトhttps://www.emcdc.com/

まとめ

ミャンマーは多様な文化と雄大な自然が共存する国で、空からの視点が魅力を一層引き立てます。

バガン遺跡群の壮大さ、インレー湖の水上文化、黄金に輝くシュエダゴン・パゴダ、幾何学模様のようなカックー遺跡、そしてマンダレー・ヒルからのパノラマなど、それぞれが異なる美しさを持ち、ドローン撮影によって立体的に残すことができるでしょう。

訪問時は規制やマナーを守り、安全かつ魅力的な撮影を心がけてください。


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