カナダおすすめドローン撮影スポット5選|氷河・湖・オーロラを空から捉える旅

カナダのおすすめドローン撮影スポットのサムネ
おしんちゃん

カナダといったら何が撮れるかな?

とっくり

オーロラが有名だね!

カナダのおすすめドローンスポット
  • 撮影に適した時間帯は早朝〜午前中が多く、風が穏やかで光の条件も良好
  • 国立公園内は飛行禁止区域が多く、撮影には事前許可や規制確認が必須
  • 多くのスポットは都市部から離れており、レンタカーによる移動が基本となる

※本記事は、2025年7月時点の情報を参考に作成しています。

アイスフィールド・パークウェイ(アルバータ州〜ブリティッシュコロンビア州)

アイスフィールド・パークウェイの画像

バンフとジャスパーの二大国立公園を結ぶ道路は、氷河・山岳・湖を縫うように走るカナダ屈指の景観ルートです。正式には「ハイウェイ93号線」と呼ばれ、全長約230kmにわたって手つかずの自然が続いています。

1930年代に建設された歴史ある道でもあり、沿道にはコロンビア大氷原やボウ湖、ペイトー湖などがあり、氷河から流れる雪解け水の青さは空撮で特に映える要素の一つです。

「人の少ない大自然を空から撮りたい」――そんな思いを持つドローンユーザーにとっては、まさに理想的な場所と言えるでしょう。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

最適シーズン6月〜9月
ベストの時間帯午前〜午後早めの時間帯
天候の特徴夏は晴天が多く、氷河の光が強く反射する
風の影響山間部は午後に突風が起こりやすい傾向があります
とっくり

朝のうちに撮影すると、風も弱く太陽の角度もちょうどよくて一石二鳥です

ドローン撮影の注意点

  • アイスフィールド・パークウェイは国立公園区域内を通過しており、無許可のドローン飛行は禁止
  • 撮影にはParks Canadaへの事前申請が必要
  • 高低差のある地形のため、GPS誤作動や電波遮断に注意が必要
  • 野生動物が多く生息しているため、接近・追尾飛行は禁止
  • 駐車場や展望台以外での離発着は地形的にも困難な場合がある

アクセス方法

アクセス手段詳細
最寄り空港カルガリー国際空港(Calgary International Airport/YYC)
陸路の移動カルガリーからバンフまで車で約1.5時間、バンフからパークウェイへ接続可能
公共交通レンタカー利用が基本

管理団体情報(アイスフィールド・パークウェイ)

名称Parks Canada(カナダ公園局)
住所30 Rue Victoria, Gatineau, QC J8X 0B3 Canada
電話番号+18887738888
公式サイトhttps://parks.canada.ca

ホープウェル・ロックス(ニューブランズウィック州)

ホープウェル・ロックスの画像

カナダ東部のファンディ湾に位置するホープウェル・ロックスは、世界でも有数の潮差を誇る海岸地形です。潮の干満によって海面が最大16メートル近く変化し、同じ場所とは思えない風景が現れます。

岩の形状は長年の浸食で生まれたもので、干潮時には歩いて足元まで近づくことができ、満潮時にはカヤックで岩の間を進むことも可能です。こうした動的な風景の変化が、ドローンによる撮影に特有の視覚的バリエーションをもたらします。

エリアは自然保護区として管理されており、施設や歩道も整備されているため、撮影者にとっても比較的アクセスしやすい場所の一つです。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

最適シーズン5月〜10月
ベストの時間帯干潮時(時間帯は日ごとに変動)
天候の特徴潮位差が大きく視界が開ける晴天が理想的
風の影響海岸線では突風が吹くことがある
とっくり

潮見表をチェックしておかないと、撮影できるタイミングを逃してしまうこともあります

ドローン撮影の注意点

  • 保護区域内のため、飛行には州または施設の許可が必要
  • 干潮時は地面が露出するが、岩や海藻による滑落事故に注意が必要
  • 満潮時は飛行範囲が狭まり、海面からの高さ感覚に誤差が生じることがある
  • 観光客が多いため、混雑時は飛行を控えるのが安全
  • 風が岩の間で局所的に強くなる場合があるため、操作には細心の注意が必要

アクセス方法

アクセス手段詳細
最寄り空港モンクトン空港(Greater Moncton Roméo LeBlanc International Airport)
陸路の移動モンクトン市から車で約45分(約40km)
公共交通定期バス路線はなし。レンタカーまたはツアー利用が一般的

管理団体情報(ホープウェル・ロックス)

名称Hopewell Rocks Provincial Park
住所131 Discovery Rd, Hopewell Cape, Canada
電話番号(877) 734-3429
公式サイトhttps://www.parcsnbparks.ca/en/parks/33/hopewell-rocks-provincial-park

ガスペ半島(ケベック州)

ガスペ半島の画像

カナダ東部に突き出すような形をしたガスペ半島は、セントローレンス湾に面した豊かな自然環境と、静かな漁村の風景が広がる地域です。

特にフォレロン国立公園(Forillon National Park)やバードアイランド周辺は、断崖・森林・野花・海鳥の生息地が重なり、視覚的に変化に富んだ空撮が可能です。

この地域には先住民族の文化やフランス系カナダ人の歴史が根付いており、古い木造灯台や伝統的な農家の風景も残されています。

観光化が進みすぎていないため、静けさや素朴さを大切にしたいドローン撮影にも適した場所といえるでしょう。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

最適シーズン6月〜9月
ベストの時間帯午前中〜夕方前
天候の特徴夏は晴れが多く、海と森のコントラストが際立ちやすい
風の影響岬や断崖の上は風が強まりやすく、操作に慎重さが求められる
とっくり

山・海・平野の要素が混在しているため、風や光の当たり方が撮影地点によって大きく異なります

ドローン撮影の注意点

  • フォレロン国立公園内は無許可での飛行が禁止されている/li>
  • 鳥類保護区(特にバードアイランド)は季節によって立ち入りや飛行制限がある
  • 地形が入り組んでいるため、GPS・通信機器の精度低下に注意
  • 崖の上や湿地帯では離発着場所の選定に工夫が必要
  • 自然環境が静かなため、ドローンの騒音にも配慮が求められる

アクセス方法

アクセス手段詳細
最寄り空港ガスペ空港(Michel-Pouliot Gaspé Airport)
陸路の移動モントリオール市から車で約10時間(約900km)、レンタカー利用が主流
公共交通一部バス路線あり(Via Rail+バス接続)、ただし便数は少なめ

管理団体情報(フォレロン国立公園)

名称Forillon National Park – Parks Canada
住所122 Gaspé Blvd, Gaspé, QC G4X 1A9, Canada
電話番号1-888-773-8888
公式サイトhttps://parks.canada.ca/pn-np/qc/forillon

イエローナイフ(ノースウエスト準州)

イエローナイフの画像

カナダ北部に位置するイエローナイフは、世界有数のオーロラ観測地として知られており、晴天率が高く、空気が澄んでいるため、ドローンによる夜間撮影でも幻想的な映像を残せる可能性があります。

先住民族の文化が色濃く残る地域であり、ティーピー(円錐形のテント)や凍った湖の上に設けられる冬季村など、独特の景観が点在しています。都市部から少し離れるだけで、静寂に包まれた凍結湖や森に出会えるため、自然との距離が近い撮影ができるでしょう。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

最適シーズン12月〜3月(オーロラ)、6月〜9月(白夜・自然風景)
ベスト時間帯冬:22時〜深夜1時、夏:早朝〜午前中
天候の特徴冬は-30℃以下になる日もあり、乾燥して風が少ない日が多い
風の影響広く開けた湖上は風が強まることがあるが、全体的には穏やか
とっくり

夜間撮影時は手袋を外さずに操作できるよう、送信機やタブレットの準備を工夫すると安心です

ドローン撮影の注意点

  • 冬期はバッテリー性能が大幅に低下するため、予備バッテリーと保温対策が必要
  • オーロラ撮影時はISOやシャッター速度設定に工夫が求められる(静止動画向き)
  • 市街地近郊は空港空域に含まれており、飛行可能区域の確認が必須
  • 夜間飛行には追加の視認性対策(灯火や標識)が推奨
  • 極寒地での飛行は突発的な機器トラブルが起きやすいため、安全マージンを広めに設定すると良い

アクセス方法

アクセス手段詳細
最寄り空港イエローナイフ空港(Yellowknife Airport/YZF)
陸路の移動空港から市街地まで車で約10分
公共交通空港〜中心部間に市バスあり。観光や撮影にはレンタカーまたは送迎が便利

管理団体情報(市街地・周辺自然区域)

名称City of Yellowknife/GNWT Environment and Natural Resources
住所Yellowknife, NT X1A 2L9, Canada
電話番号(867) 767-9000
公式サイトhttps://www.gov.nt.ca/en

モレーン湖(アルバータ州)

モレーン湖の画像

カナダ・アルバータ州のバンフ国立公園内にあるモレーン湖は、ロッキー山脈の絶景スポットとして世界的に知られています。氷河が溶けた水によって形成されたターコイズブルーの湖面は、周囲のテン・ピークス(10の峰)を鮮やかに映し出します。

湖は標高1,884メートルに位置しており、例年6月中旬ごろに雪解けによってアクセスが可能になり、日の出時の静けさと色彩は、ドローン撮影にも特に適した時間帯といえるでしょう。

観光道路の先に位置しており、アクセスに制限があるため、計画的な訪問が必要とされます。

撮影に適した時期・時間帯・気象条件

最適シーズン6月中旬〜10月初旬
ベストの時間帯日の出直後〜午前中
天候の特徴夏は乾燥して晴天が続きやすく、色彩の発色が強くなる
風の影響朝は風が穏やかで、水面が静かに保たれる傾向にある
とっくり

天候や観光シャトルの運行状況によって、撮影可能時間が限られることもあります

ドローン撮影の注意点

  • モレーン湖はバンフ国立公園の内部にあり、無許可でのドローン飛行は禁止
  • 撮影にはParks Canadaへの事前申請と厳格な審査が必要
  • 標高が高いため、バッテリーの消耗が早くなる傾向がある
  • 風や気温の変化が急激なため、飛行計画は柔軟に調整できるようにしておくと安心です
  • 観光客が多い時期は、安全上の理由から飛行自体が制限される場合がある

アクセス方法

アクセス手段詳細
最寄り空港カルガリー国際空港(Calgary International Airport/YYC)
陸路の移動レイク・ルイーズ村から車で約20分。シーズン中はシャトルバスのみ運行される
公共交通一般車両の乗り入れは不可。事前予約制のパークス・カナダ公式シャトルのみ運行

管理団体情報(モレーン湖)

名称Banff National Park – Parks Canada
住所PO Box 900, Banff, AB T1L 1K2, Canada
電話番号+1 403-762-1550
公式サイトhttps://parks.canada.ca/pn-np/ab/banff

まとめ

カナダには、氷河と山岳が織りなす景観、巨大な潮差を持つ海岸、オーロラが舞う北極圏など、他国にはない多様な自然が広がっています。

ただし、多くの撮影地が国立公園や保護区域に指定されているため、無許可飛行は禁止されている場所がほとんどです。

事前にルールや地形情報を確認し、安全で配慮のある空撮を心がけましょう。


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